◎最低賃金改定(2018.10~)

厚生労働省から平成30年地域別最低賃金改定状況が公表されましたね。発効年月日は都道府県により違いがありますが、概ね平成30年10月1日から発効され、ちなみに愛知県は最低時給871円から898円で27円のアップ(全国平均26円アップ)となります。

 

昨年10月の最低賃金の推移に関するブログ記事を合わせて見ていただくとわかりますが、ここ数年はアップする金額が年々と高くなっていますね。景気がよくなっていることのあらわれ?深刻な人手不足?これらを含めたデフレ脱却の道筋なのだろうと思います。

 

東京は時給985円なのでおそらく来年には目標1000円?を突破するはずです。そうしたら次は全国一律時給1000円の実現でしょうか?

 

全国で最低賃金の低い、たとえば鹿児島761円と東京を比較すると224円の地域差がありますね。同一賃金同一労働が原則とするならば、この地域格差は矛盾を感じますが、同時に物価の地域差もあるので単純に賃金を合わせるは難しいですね。

 

本当は実態経済の地域格差が埋まってくれればこのような矛盾は自ずと解決の方向に向かうのだろうと思います。