◎BCP(事業継続計画)とは?

          出典:中小企業庁BCP策定運用指針

 

東日本大震災から早7年、半導体・マイコン製造のルネサスの被災によりサプライチェーンが分断、自動車大手メーカーの製造ラインが長期間ストップしてしまったことが今でも思い出されます。

 

中小企業も同様でこういった大規模災害等の緊急事態を想定して、平時からBCP(事業継続計画)を策定しておく必要があります。つまり、いざと言うときには従業員の安否確認の方法や避難経路など細部を事前に取り決めてすぐ対応できる準備が必要なのです。

 

昨日、BCPについて監査をお客様にしていただくことでいろいろな課題が見えてきました。BCPの取り組みは、一度で終わるものではなくて、日頃から継続的に粘り強く進めていくことが大切でそのためには従業員の協力が不可欠となります。

 

平時からさまざまなリスクを想定(イメージ)しておくことにより、動揺せずにすみやかに対応できる体制を作ることで、少しでも事業の早期復旧ができることがとても重要です。当社も水、食料、簡易毛布等の備蓄や棚等の転倒防止など課題について適時取り組んでいます。

 

また、安城市民の方は、安城市防災ラジオ(過去ブログ参照)を購入されるのも良いかと思います。毎月、1回の訓練放送が流れますので意識レベル向上にも役立ちますし普通のラジオとしても使えます。

 

安城市ハザードマップについては安城市市民生活部危機管理課で配布しておりますので、よく見えるところに貼っておくと避難場所の確認や緊急連絡先などが一目でわかりますので入手しておくことをお勧めします。

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安城市ハザードマップ
A4版でPCにすぐダウンロードしたい方のためのものです。
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