◎「バイオスピン」杜仲を使ったスピンのかかるゴルフボール

出典:Kasco バイオスピン公式HP

 

「バイオスピン」植物由来で面白いほどスピンがかかるゴルフボール!?がキャスコ㈱から今年の5月18日から販売されます。

 

杜仲茶で知られる杜仲の種子から抽出した材料(トチュウエラストマー®)をゴルフボールのカバー材に採用したユニークな製品で、特殊素材のトチュウエラストマーは日立造船㈱と大阪大学工学研究科宇山研究室との共同開発した樹脂材料です。

出典:日立造船㈱

 

杜仲茶の木の種子の中から抽出・精製した成分(トランス型ポリイソブレン)は、分子量100万を超えるバイオポリマーであり、低い温度域で形状を変えることができる低温熱可塑性と高い耐衝撃性などの特性を持ちます。

 

トチュウエラストマは3Dプリンタによく使われるPLA(ポリ乳酸)に1~5%添加するだけで、耐衝撃性を大幅に向上できる実験データも出ており、今後は医療や化学品などのさまざまな用途に応用されることが期待されています。

 

今回のゴルフボールの表面にトチュウエラストマーを採用することでソフトな打感に加えて高い衝撃吸収性による耐久性も実現できており、1個1000円で少し高級な部類のゴルフボールとなりますが、AMAZONで5月18日より販売・購入が可能です。

 

スピンがかかりつつ、直進性に優れソフトな打感を求めるゴルフプレーヤーの方は、一度おためしください。