八丁味噌の登録商標の件で地元岡崎では驚きの声が多数あがっている。なぜなら、元祖八丁味噌2社(カクキュー まるや)が登録商標からはずれているからだ。
そもそも八丁味噌の名前はなぜ「八丁」なのか?八丁味噌ができたのは江戸時代以前で岡崎城から距離にして八丁に位置する岡崎市八帖で作られたことに由来します。
岡崎市の八丁味噌はNHK朝ドラ「人情きらり」で有名になり、毎日多数の人が工場見学に訪れていますが、実際に見ていただくと驚きますが、6トン用の巨大な木桶に重い石を高く積み上げて、2年以上熟成させる唯一無二の江戸時代から伝わる特殊な製造方法であり、他社ではマネができません。
また、全国でも少ない独特の豆赤味噌で、熟成した本物の八丁味噌は赤と言うよりも黒い色をしていて、おそらく三河の方でないと口に合わないと思うぐらい?味がしっかりとして濃厚で深い味わいです。
そもそも戦国時代には八丁味噌の味噌玉を武将が栄養価の高い保存食として携帯して戦ったとも聞きます。
愛知県味噌溜醤油工業協同組合が八丁味噌として農林水産庁の商標登録を済ませており、岡崎市の本家2社は八丁味噌で新規に登録はできないために愛知県味噌溜醤油工業協同組合の仲間に入れてもらうしかありませんね....
私からの提案としては「岡崎八丁味噌」で地域範囲をより限定した形で新規登録することができると良いと思いますが...無理ですかね?
たとえば山口組と神戸山口組みたいに...失礼しました(汗;)