いよいよ梅雨に入りましたが、雨が降りませんね。
この季節はプラスチックの成形不良率が
高くなりやすいのです。
なぜか?
湿度が関係しています。
プラスチック原料は、生き物と同じで呼吸しています
周囲の湿度が高くなると湿気を多く吸い込んでしまい、
材料の中の水分量が高くなります。
材料は吸水すると製品の外観が悪くなったり、強度が
低下する場合もあります。
そのために材料の保管点検、水分除去のための装置を
使い、材料を正しく運用保管しています。
金型、材料、機械、人...これらの状態を常に
一定な状態に維持することが品質管理の基本ですね。