◎梅雨と成形不良 あるある

いよいよ梅雨に入りましたが、雨が降りませんね。

 

この季節はプラスチックの成形不良率が

高くなりやすいのです。

 

なぜか? 

 

湿度が関係しています。

 

プラスチック原料は、生き物と同じで呼吸しています

 

周囲の湿度が高くなると湿気を多く吸い込んでしまい、

材料の中の水分量が高くなります。

 

材料は吸水すると製品の外観が悪くなったり、強度が

低下する場合もあります。

 

そのために材料の保管点検、水分除去のための装置を

使い、材料を正しく運用保管しています。

 

金型、材料、機械、人...これらの状態を常に

一定な状態に維持することが品質管理の基本ですね。