◎値段が安いほどいいのか?

最近、塗装工事をお願いする機会があり見積をお願いしました。その会社さんは友人の紹介でとても技術力があり、また丁寧な仕事をすることで評判の会社です。

 

社長さんが見積を持ってきてくれましたが、見積の内容はとても工程ごとに細かく書かれていて、仕事の工程内容や説明も実に丁寧、また社長の人柄は職人気質のまじめて誠実な感じの方でした。仕事の内容と価格には自信を持っておられるんだなと直感しました。

 

話を全て聞いて相見積を取る必要はないと思い、提示された見積で即答で仕事をお願いしました。

 

社長さんに後からこの値段はところでどうなんだろうか?と聞いてみると....「値段で切ってもらえれば値段なりで仕事するだけですから」と一言。

 

なぜなら、塗装の種類はピンキリ、屋根瓦、軒、雨どい等の補修をどこまで行うか?、足場はしっかりとしているか?、工期の長さは妥当か?など、このあたりは素人では判断がつきませんし、特に丁寧な仕事をしてもらえるかは職人さん次第です。

 

AMAZONや楽天の検索で一番安く買い物をすることは否定しません、自分もいつもネット通販を利用していますので(笑)。

 

基本的に塗料がいくら?足場はいくら?等の相場がある程度決まったもので、格安なものはなにかがおかしいと疑う目が必要だと思います。相見積を取った場合に一番高いものと一番安いものを切り捨てる手法を行うことはそのためです。

 

「安物買いの銭失い」昔の人はよく言ったものですね。物事の本質を見極める目をいつも持ちたいと思っています。